ミニマリストになりたいのに物が捨てられないのはなぜ?
ミニマリストになりたいんだけど……。
👀「ふ~ん、なればいいんじゃないの」
とは言っても、なかなか物が減らないんだよな~。
👀「ふ~ん、減らせばぁ~っていうか、ミニマリストっていったい何なの?」
少ない持ち物で充実した生活を送ること、だったと思うんだけど。
👀「じゃあ、かたっぱしから捨てていかないと、もうすぐゴミ屋敷になっちゃうよ」
でも、もったいないしな~。
👀「あ、もしかして、もったいないお化けにでも取りつかれたの?」
ミニマリストに対して持っているイメージ
お金に余裕がある。
お金に余裕があるので心にも余裕がある。
心に余裕があるから必要なものと不必要なものを判断できる。
判断できるから無駄なものを買わないで、本当に必要で良い物を購入する。
本当に必要で良い物なので大事にする。
大事にして長持ちするので生活にお金がかからない。
最初に戻る。
なんとなくだけど、ミニマリストになれば好循環が訪れて、人生まで良い方向に向かっていく、そんなイメージがあるだけどな~。
👀「だ、か、ら、なればいいのに」
ミニマリストになるのを邪魔する考え
自分の持ち物はたくさんある、っていうか、あり過ぎる。
使っていない物もたくさんある。
クローゼットにはいちども着てないけどいつか着るかもしれない服、本棚にはいちども読んだことがないけどいつか必要になり読むときがくるかもしれない本、あとは、小物類を入れるケースは未だに空である、その他に得体の知れないものがわんさかある。
今まで着ていなくても、これから着るかもしれない服を処分してしまったら同じ服を買うのにお金がかかる。
今まで読んだことがない本も、いつか必要になるときがきて読みたくなるかもしれない。
今まで何も入れたことがないケースでも、これから片づけをしようとやる気が出たときに、入れ物がなかったらせっかくのやる気も失せてしまう。
得体の知れないものは得体の知れないものだから触れたくもない。
これらは来るか来ないか分からない未来のために、処分することをためらっているだけなのだが……。
そして、たまに片付けをすると、存在すらも忘れていた物が出てくるときがある。
手に取ると、何ともいえない当時の感情と懐かしいという思いがこみ上げてくる。
そして、過ぎ去った過去に価値を見出してしまう。
なので、また、元にあった場所に戻す。
👀「戻す!?ちゃんとした場所にしまうんじゃないの?」
ミニマリストになる方法
よく聞く方法は一年間に一度も使わなかった物を処分するということだが、あれっ?断捨離の仕方だっけかな、なんか忘れたけど、しかし三年間一度も使わなかったのに後に役にたった、という経験もある。
誰かが実行してうまくいった事柄は誰かが実行してうまくいった事柄であって、必ずしも自分にも当てはまるとは限らない。
なので、別の方法を考えてみる。
なんとなくだが、今この瞬間よりも未来や過去に対して、必要以上に物に対して価値を与えてしまっているようにも感じる。
なので未来に対しての不安、過去に対しての執着を和らげることから始めようと思う。
未来に対しての対策は、お金がある状態を維持すること。
未来に、必要なものが無くて困っても直ぐに買うことができるように、節約したり倹約したりして、ものじゃなくお金を残す。
なんとなくだけど、これが好循環の始まりになるような感じがする。
過去に対しての対策で聞いたことがあることは、写真を撮っておくこと。
写真を撮り終えたら処分する。
処分してしまったら物としての価値は全て失ってしまうが、撮った写真を見る機会があればその時の感情を思い出したり懐かしく感じることができると思う。
処分するのは後ろ髪を引かれる思いがするけど、しょうがない、いずれ全てを失う時のための予行演習だと思って潔く諦める。
よくよく考えると自分の持ち物なんて生まれた時からこの体ひとつしかない。
結局は生まれた後に手に入れた物といっしょに、いちばん大切な自分自身までも手放すときが来る。
そう考えると自分以外の物に価値を与える暇があったら、生まれたときから持っている自分自身という物を大切にしていったほうがいいような気もする。
自分を大切にできれば、自分以外の物に対しての執着心も和らいでいくような気もする。
👀「なんか、そんな気もする」
ものに対して未来の不安や過去の執着がなくなれば今この瞬間に集中できるし、目指していた有意義な人生に近づけると思う。
👀「そうなの?」
もしかして今を生きることがミニマリストの真髄かもしれない。
👀「考えすぎじゃない……」
よしっ!かたっぱしから処分していくぞ。
👀「……やっとやる気になったみたい」
投稿:2021.11.5