騙されないために意識する「仮置き」

騙されるとは嘘をつかれることである。 嘘をつかれ陥れらることであり、騙されてしまうとお金や物・時間まで失ってしまい、最終的には心にまで大きなダメージを受けてしまう。 腹が立つのと悔しいのと愚かさで心がいっぱいになってどうしようもなくなる。 騙されて被害にあい、精神的苦痛を受けないためにはどうすればいいのか?。 やっぱり自分以外の人間をむやみに信用したり信頼したりしないこと、それしかないと思う。 かといって誰も信じたり頼ったりしなければ、人間社会を生きていくのが困難になってしまう可能性もある。 人間はひとりでは生きていけない。 なので、騙されても影響がないと思われる範囲、自らがリスクを負っても致命的なダメージにならない範囲を予め設定しておく。 それ以外は「仮置き」をするように習慣づける。 仮置きとは、誰かに言われたことやメディアから知りえた情報を頭の中に一時的に置いておき、すぐには信じたり信頼したり、果ては行動に移さないようにすること。 信じるのではなく、そういうこともあるかもしれない程度の記憶にとどめておく。 すると、自分以外のすべての人間が発している情報などは鵜呑みにしなくなる。 どうでもいいことは忘れてしまっても構わないが、気になるようなら信憑性を確かめる。 いろんな人間に聞いてみたり、ネットで検索してみたり、本で調べてみるなどして同じ答えがあったのなら正解に近いと思う程度でいいと思う。 自分以外の人間が作り上げた虚構など、信じるに値するかどうかの判断は最終的には自らが決めなければならない。 誰かが言っていたから、誰かに勧められたからと、他人のせいにしていたらいつまでも同じ過ちを繰り返すことになる。 信じると決断したのは紛れもなく自分自身だということを忘れないようにする。 自分以外の人間やメディアに騙されたことがあるなら、まずは情報を頭の中に「仮置き」してみる、その後に信憑性をたしかめる、そして安心してから行動するようにすれば、騙されたということは極力少なくなると思う。 それでも人間関係では様々なことが起こりえる。 何かを頼まれたら、そのリスクを背負う覚悟がなければ引き受けてはならない。 特に、しつこく進めてくる事柄には要注意...