本を読んで知識欲の権化を目指しながら自分の世界を広げる
世の中のことを知れば知るほど知らないことの多さに気付かされる。
そして、「井の中の蛙大海を知らず」を思い出し、自分はなぜ今まで、こんな小さな世界でのたうち回っていたのかを今更ながら悔やんでいる。
もっといろんな本を読んで、もっといろんな知識を知っておけば良かったと。
いかに自分が無知なのかを思い知らされ、いろんな本を読んで知識を深める努力をするようになり、いつしか知ることが楽しくなってしまった。
そして、限られた時間をもっと有効に使い、いろんなことを知って知識欲の権化になることを目指すようにしようと思った。
そうすれば将来、困難に陥ったときに、その知識が自分を助けてくれるかもしれないから。
ちなみに知識欲の権化という言葉は「ファイブスター物語」という漫画で知ってから、なんとなく気に入っている言葉のひとつである。
簡単で効率よく知識欲の権化になる方法
人の話を聞くのも大切だが、本を読むのも大切である。
紙でも電子書籍でもアプリでも読めれば媒体なんて何でもいい。
要点だけ知りたい場合は目次を見てから必要なところだけを読む。
おもしろい内容なら最初から最後まで読破する。
興味のある分野から始める
興味があるからこそ疑問が生まれ、知りたいという知識欲が湧き起こると思う。
まったく興味がないと読むだけで苦痛に感じてしまうし頭にも入ってこない。
さらに専門用語なんて連発されると本を閉じてしまうかもしれない。
今の自分には関係なさそうな本には最初は手を出さない。
難易度を見極める
何でもだが専門書から入ってしまうと、言っている意味がわからず挫折してしまう、そして興味まで失せてしまう。
最初は入門書から入り徐々に視野を広げていく。
入門書=文字が大きくて分かりやすい説明図があるし、専門用語の説明まである。
専門書=文字が小さくて説明図をみてもチンプンカンプン。
鵜呑みにしない
科学で解明されない謎や不思議関係が書いてある本は著者の考え方や価値観により内容が変わってくる。
最初に読んだ本に影響を受けてしまうと違う意見が書いてある本を受け付けるのが難しくなってしまう。
鵜呑みにしないで、とりあえず頭の中に置いておき、違う考えや価値観の本も読んでみる。
いろんな考え方や価値観を知るのもおもしろい。
上にシフトする
さらに興味が湧いてきたら専門書に近い本にシフトして難易度を上げていく。
もっと上にシフトしたくなったら、もうそのことに関係ある仕事に就くしかない。
さらに上を目指しのめりこんでしまうと職人になってしまう。
横にシフトする
視野を広げたいのなら関連性のある別の分野にシフトする。
海釣りが趣味だったときは海釣りに関連する本を読んでいたが、あまりにも海が汚かった事に衝撃を受けてから環境問題の本も読むようになった。
将来の不安や悩み
知らないから不安になったり悩んだりすると思う。
先人達も同じよう不安や悩みを抱えていて、こうやって不安を解消したとか、こうやって悩みを解決した、ということが書いてある本があるかもしれない。
購入するか迷ったとき
ネットで検索して、その本の内容紹介とレビューを読む。
内容紹介で読みたいと思ったとしても、レビューまで確認してみる。
レビューは低い評価からみていき、気にならないのであれば即購入である。
役に立たないかもしれないけど読んで損はない本
災害などで当たり前の生活が当たり前じゃなくなったときや遭難したときに役立つかもしれないサバイバル関係の本。
追い込まれたときに人間は知恵をひねり出すことができるが、知っていれば生き残る確率が格段に上がると思う。
世界が広がる
自分の世界が広がると心のキャパシティも増えたような気がする。
あんなに悩んでいたことがたいした悩みじゃなくなってくるし、成長も促してくれる。
そして行き着いたと思ったら、そこからさらに世界が広がっていることを知る。
知識欲の権化を目指すといっても足元にも及ばないのは分かっている。
それでも知らないことを知るのは楽しい。
イラスト:「イラストAC」白いねこねこ
投稿:2021.1.10 日曜日