自分の物差しで他人を測ってはいけない

価値観を測れる物差し

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物差しとは定規のことを指すが、ここで言う物差しとは人間ひとりひとりの価値観のことを指している。

人間ひとりひとりの物差しは違うはずなのに、なぜか、自分の物差しで他人を測ってしまっているし、他人の物差しで自分が測られているときもある。

都合良く、自分が思っているように相手が思っている、自分が感じているように相手も感じている、自分が考えているように相手も考えている、と思い込んでしまっている。

逆に他人がそう思っているときもある……。

そして、人間関係がうまくいかないときってのは双方とも相手を自分の物差しで測ってしまっているから、というのもあると思う。

たとえば、同じ会社で仕事も給料も同じでも、やりがいを感じて楽しく仕事をしている人間と愚痴ばかり言ってつまらなく仕事をしている人間がいたとする。

片方はこんなに楽しい仕事なのになんで愚痴ばかり言ってるんだと思うし、片方はこんなつまらない仕事になんでやりがいなんて感じてんだと思っているかもしれない。

どちらも自らの物差しが正解だと思っているので職場の人間関係はおのずと悪化する。

どこの職場でもよくある光景だけど……。

双方とも相手がどんな物差しなのかを理解するようにすれば、人間関係はおのずと良好になるのに、職場ではチョット難しい。

なので、なるべく自分と他人の物差しは違うんだ、と意識するようにはしている。

自分が理解できる物差しの持ち主とは良好な人間関係を築き、自分が理解できない物差しの持ち主とは距離をとる。

理解できそうもないと感じたら無理して理解しようとしない、疲弊するだけだから。

そして、否定もしてはいけない、物差し=価値観を否定してしまうと、その人間そのものを否定してしまうことに繋がってしまう。

人間関係はもちろん最悪になってしまう。

なので、そういう人間も世の中にはいる、程度でいいと思う。

本気になって批判したとしても何がどうなるわけでもない。

そうやってめんどくさい人間関係の負荷を減らしていく。

そうすれば人間関係の悩みも少しは減少するかもしれない……。

イラスト acworks

投稿:2022.2.15 火曜日

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