他人の不幸を笑う人間の末路
会社の中に、似たような仕事をしているチームが二つあったんだけど、うちの責任者がもうひとつのチームがトラブっている時に大笑いしていたんだ、それって、どういう意味があるんだろう……。 👀「う~ん、それってちょっと言いにくいんだけど、他人の不幸を笑う人は、他人の失敗や不幸を自分の幸福の材料にしてしまうことがあるんだよね」 えっ、まさか……同じ会社で一緒に頑張っている同僚が困っている時に笑っているなんて、どう考えてもあり得ない感じがするんだけど……。 👀「一見、信じられないけど、他のチームがトラブルに巻き込まれていることで、あえて自分たちは問題ないとアピールして、優越感や自己肯定感を得ようとしているかもしれないね、それに、自分たちは頑張らなくても相手が失敗しているから、それで評価が上がると思い込んでしまうってこともあると思うよ」 ……なんか、人間の嫌な部分を見ちゃった感じがするんだけど……。 👀「そうだね、でも、そういう行動を続けていると、そのうち自らの心が荒んでいってしまうことがあるんだ」 そんな感じがするっていうか、もうすでに荒んでいるような気もする……。 👀「そして、他人の不幸で自分を満たそうとすると、いつしか他者の成功や幸福が脅威に感じられるようになってしまうんだ」 そ、そうは、なりたくないよね……。 👀「他人の不幸に敏感な人は、周りからの敵意や嫉妬心を感じやすくなるみたいだね」 う~ん、なんとなく分かる気がする……。 👀「それが積み重なると、他人と心を通わせるのが難しくなって孤立してしまうんだ、そして、周りにそのことが伝われば信用を失って、信頼関係を築くこともできなくなる、人は他人とのつながりの中で生きる生き物だから、そのつながりが壊れると精神的な安定感や満...