他人と比較しないで生きていく

他人と比較して劣等感を感じている人間

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自分の人生において、他人と比較しなかったことなどいちどもない。
👀「いや、そんな偉そうに言い切らなくても」

隣りの芝生はいつも青かった、とても……とてつもなく青かっ……グスッ。
👀「うっ、泣いてる、なんか……可哀想な人生を歩んできたんだね」

だから、他人と比較しないで生きるなんて不可能に近い、なのでムリ~~~。
👀「えっ、もう結論なの、少しは考えてみないと」

自分より劣っている人間をみては優越感を得て、自分より優れている人間をみては劣等感に悩まされ、自分より豊かな生活をしている人間をみては羨ましがり、自分より貧しい生活をしている人間をみては哀れむ、それが人間という生き物。
👀「うっ、なんとなくは分かるけど」

そして、人間は社会で生きていくうえで自分がいったいどのあたりにいるのかが気になってしょうがない、上をみても下をみてもキリがあることは分かっているから。
👀「えっ、キリってあるんだ」

それが人間の本能にデフォルトとして備わり、他者より優位にたって生き残るために組み込まれたシステム、それが比較である。
👀「そうかなぁ?」


世の中は比較だらけ

人間は毎日、いろんな物事を比較していると思う。

例えば、いいものを持ってる人間を羨ましがったり、自分がいいものを持っていたら自慢したり、いいものを持っていない人間を哀れんだり、人間は意識しないようにしても意識してしまっている。

それは、商品だったり、値段だったり、プランだったり、その他もろもろ。

もしかして、ありとあらゆるものを比較しているのかもしれない。

そして、いつしか対象が他人との比較になってしまい、自分と他人の環境や待遇の違い、手に入れた地位やお金などの比較に発展していく。

その他にも、体型だったり、能力だったり、経験値だったりする。

それが感情と結びつき優越感や劣等感に変わっていくと思う。
👀「うっ、そうなの?」


人間に感情と欲望があるかぎり他人と比較しないで生きるのは難しい

結局、人間は感情の動物である。

比較するのが無意味だと分かっていても無意識に比較している。

自分より劣っている人間をみて優越感を感じ、優れている人間をみて劣等感を抱くのは仕方のないこと。

そしてその感情を突き動かしているのが人間の持つ欲望である。

その欲望が無くなってしまったら人間らしさをも失ってしまう。

誰だって他人よりも優位性を保ちたいに決まっている。

それは人間の持つ本能のような気もするし、生き残るための術なのかもしれない。

なので他人と比較しないで生きるなんて不可能だと思う。

でも、優越感を感じてふんぞり返ると向上心もなくなるし、劣等感を感じてやる気がなくなるのももったいない。

なんかどっちの感情も人生に悪影響を及ぼすような気がしてきた。

でも、他人と比較しないで生きることなんてできるんだろうか?。
👀「だからよく考えたほうがいいよ」


他人の世界じゃなく自分の世界で生きる

いくら考えても思いつかない。

他人と比較しないようにと思っていても、無意識に比較してしまうのでかなり厄介だ。

でも、和らげるための考え方はできるかもしれない。

いままでの人生で、他人と比較してしまったシチュエーションを思い出し、これからはそういう状況を極力避けるようにする。

難しいけど。

例えば、他人との会話で自慢話を聞かされそうになったら、話を変えるかその場を立ち去るとか。

我慢して聞いて不愉快な思いをすることはない。

そしてプライベートでは、できれば自分のために時間を使う。

なんでもいいので没頭できる趣味を見つける。

煩悩が浮かばないくらい没頭できること。

子共の頃、時間を忘れて無我夢中になってやっていたことや、それに関連することが望ましい。

そして自己満足する時間を増やしていく。

自分の世界を構築してしまえば比較できるのは過去の自分だけ。

もちろんライバルは過去の自分自身に設定する。

過去の自分に勝たなければ成長したことも実感できない。

己に勝つことができれば人間関係の悩みはかなり軽減すると思うし自信もつく。

自身がつけば自己肯定感も養われる。

そうすれば他人の世界を生きなくて済む。
👀「おおっ!」


足るを知って有意義な人生を送る

人間に欲望があるかぎり難しいとは思うが、足るを知ることを意識するように心掛ける。

ないものねだりから、あるものに意識を向けて感謝してみる。

そして、かけがえのない自分自身と比較できるものなど、この世に存在しないことを理解して自分に言い聞かせ、そして思い込ませる。

人間は他人と比較して嫌な思いをするより、他人と比較なんてしないで楽しんでいる方がいいと思う。

楽しいことは自分で見つけなきゃいけないけど。

せっかくの人生、何でも楽しむために他人との比較に惑わされないようにしたい。

自分は自分、他人は他人である。

人間は感情をコントロールすることができる、もしかしたら本能すらコントロールできるかもしれない。

そうやって自己をコントロールしていって有意義な時間でいっぱいにするのが人生の目的である。
👀「激ムズ、だけどやる気を出せば何とかなるかも」


とは言っても、比較しないで生きていけるかなぁ~。
👀「まだ言ってる」

なんで人間ってこんなにもめんどくさいんだろう。
👀「そういえば誰かが、めんどくさくしているのは自分自身の考え方だって言ってたから考え方を変えていくしかないよ」

考え方、そうかもしれない、よし、明日から考え方を変えていこう。
👀「やっとやる気になった?」


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イラスト:「イラストAC」ハコ

投稿:2021.1.7 木曜日

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