自分が自分なのは当たり前のことだった

人間のシルエット

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夜…床について寝ようとしてるときに、ふと思うことがある。
世の中にはたくさんの不思議なことがあるが、自分が存在していることってかなり不思議なことじゃないかなって…。

そして、なぜ自分は他人じゃなくて自分なのか?…。

なぜ、過去や未来のどこかで生まれた自分ではなく、今のこの時代に生まれてきた自分なのか?…。

そして、生まれる前は何か別の存在としての自分だったのか、それとも無だったのか…。

死んだ後は何か別の存在としての自分になるのか、それとも無になるのか…。


考え始めると不思議でしょうがない。

こんなことばっかり考えているから夜も眠れないのかもしれない。

あっ、眠れないのは人間関係の悩みのせいだった…。

まったく…腹が立って反芻が始まるとどうしようもない…どうしてああいう人間が…あっ、話がそれてしまった。

…なので、哲学の本を読んで解決しようと思ったが、なんか…分かったような分からなかったような…。

難解でよく分からなかったが、なんかもっとシンプルな答えがあるような気がする。

しょうがないので自分で答えを導きだすために、また寝ないで悩んでみることにした。

取り敢えず…横になりながら考え中…。

う~ん…なぜ自分は自分なのか…それは…自我があるからだとしか思えない。

人間の個体にある脳が成長すると本能が発生し、その後に感情が発生し、そして知能が発生してから自我が発生すると思う。

順番はあってるか分かんないけど…。

当たり前のようだけど、自分が自分なのを認識できるのは自分の脳に発生した自我のおかげ。

他の生き物たちは脳があっても自分が自分なんて思わないと思う…たぶん。

それが人間という個体すべてに発生している…と思う。

他人のことは本当に分からないから…。

進化論というものが本当に正しければ…恐ろしく長い年月をかけて出来上がった究極のシステムだと思う。

なので、人間の体にある脳という器官が発生させているだけなので、発生源が機能停止したら…なにもかも認識できなくなってしまう。

恐ろしくて悲しくて寂しい感じがするけど、なんとなく…死んだら終わりっていうのが分かる気がする。

いま生きている他人でもなければ、今まで生きてきた他人でもない…そしてこれから生まれてくる他人でもないとすると…自分がなぜ自分なのかと感じている今の自分の存在こそがこの世のすべてになる。

唯一無二の掛け替えのない存在…。


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イラスト:「イラストAC」ぼちぼち
投稿:2021.3.5 金曜日

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