みゃんこに伝えたかった大切な言葉

みゃんこの足跡の形なっている雲を見ると伝えたかった大切な言葉を思い出す




みゃんこに伝えたかった大切な言葉とは……。

もちろん、「ありがとう」である。

我が家に来てくれてありがとう。

楽しい時間を提供してくれてありがとう。

寒い夜にいっしょに寝てくれてありがとう。

人間関係で悩んでいるときに癒してくれてありがとう。

そして自分が死ぬまで忘れられない楽しい思い出をくれてありがとう。

ありがとう……。


悲しみと後悔と寂しさ

長くいっしょに過ごした時間が長ければ長いほど、その時の衝撃ははかり知れない。

今までの楽しかった思い出の分だけ悲しみが襲い掛かかってくる。

どんなに愛情を注いでいたとしても後悔しかない。

ああしてあげれば良かったとか、こうしてあげれば良かったとか、その想いで胸が押し潰されそうになる。

思い出さないようにしていても、突然思い出しては涙を流す……。

そして、家に帰っても、もうみゃんこはいない……。

出迎えてくれないのは分かっていても一度だけ名前を呼んでしまう。

そのとき、寂しいのか悲しいのか悔しいのか分からない感情がこみ上げて来てどうしようもなくなる。


時間に解決を任せる

自分もいつか死んでしまうのにいつまでもふさぎ込んではいられない。

どんなに辛くても前を向いてやる気をだして生きていかなければならない。

自分の人生をここまで支えてくれたから、ここまで来ることができた。

その時間を無駄にはできない、だから歩みを止める訳にはいかない。

時間がたつにつれ、少しずつだが現実を認められるようになってきた。

心に空いた穴も徐々に塞がってきている。

本当に時間しか解決してくれないと思うのでまかせてみようと思う。

楽しくて懐かしい思い出となり、笑いながら大切な言葉「ありがとう」と言える日まで。


みゃんこの正式名称は「キラ」というが、家族が付けたその名前が気に入らなかったのでいちどもその名前で呼んだことがない、いつも「みゃんみゃん」と呼んでいたのでみゃんこになった、たぶん、自分の名前はみゃんみゃんだと思っていたかもしれない。





投稿:2021.3.15 月曜日

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