哲学っていったい何の為にあるんだろう

哲学が何のためにあるのかわからなくて頭にはてなマークを出している女性




これまでさまざまな問題に悩んできた。

人間関係、将来の不安、お金のことなど、悩みは尽きなかった。

悩み、考え抜いて解決したこともあれば、まったく答えが見つからなくて今だに悩んでいることもたくさんある。

こんなに悩んでいる自分とはいったい何者なのか、悩んでいる自分の存在自体に悩むようになっていった。

苦しくなってどうしようもなくなったある日、友人にその悩みを話していたときに、それは哲学というものだ、と言われた記憶がある。

それまでに哲学といものは自分の人生には関係ない事柄だと思い込んでいたので、意味すら知ろうとしなかった。

そんなこともあり、哲学とはいったい何なのか、ということの意味をやる気を出して理解するために調べてみることにした。

それは、「あらゆる物事の根本原理を追求する学問」となっていた。

根本原理?……追求?……やっぱり「学」ってつくから学問なんだ……。

それは、世界や人生に関する深い考え方や、経験に基づいた世界観や人生観まで含まれているらしい……。

その悩みを少しでも解決できる可能性がある哲学というものをもっと知りたくなったので何冊か哲学の本を読んでみた時期もあった。

その中でも特に印象に残っているのが「ソフィーの世界」という本。

途中まではそうかなるほどって感じで面白かったのだが、やっぱり途中から訳が分からなくなってしまった。

それでも、物事を深く追求していく考え方を知る機会にはなり、勉強になったとは思う。

そのうち人知を超えた人工知能が開発されシンギュラリティが到来すればいままでの難問や謎が解決されたり、人間では到底思いつかない新しい考えが生み出されれば、人間は悩んだり考えなくて済む未来が来るかもしれない……。

そのときに哲学というものが存在しているかどうかは分からないけれども。





イラスト:「イラストAC」ぽのぽの

投稿:2021.5.10 月曜日

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