気分を良くして前向きに生きる
毎日変化するもののひとつに、心の状態、つまり気分がある。
この気分は、体調や環境、過去や未来のことを考えている時、さらには目の前にいる人間の言動ひとつでも変化してしまう……このように非常に厄介なものである。
この気分の厄介なところは、仮に同じような物事を考えたり思い出したりしたとしても、その時の気分の良し悪しで、その物事の捉え方が異なってしまうことである。
気分が良ければプラス思考になり、過去の失敗や嫌な出来事を糧にして未来に希望を託そうとする。
しかし、気分が悪ければマイナス思考になり、過去の失敗や嫌な出来事に縛られ未来を不安で包んでしまう。
気分が良ければポジティブになり、やる気が湧いていろんなことに挑戦したくなるが、気分が悪ければネガティブになり、やる気を失い、行動が制限されてしまう。
これは日常生活にも支障をきたしてしまうし、なによりもやる気が喪失するのは大問題である。
せっかくの人生なんだから、良い気分の状態を毎日持続して、有意義な時間を過ごしていきたいと思う。
しかし、この気分の厄介なところは自分でコントロールするのが難しいことである……でも、意識して変えていくことはできるはずである。
それにはまず、自分の気分は自分でなんとかするように意識する、なるべく毎日の気分をフラットな状態か、あるいは良い状態に保つよう心がける。
体調が原因で気分がすぐれないと思うなら規則正しい生活を心がけたり、体調管理を意識して生活する。
早寝早起きで充分な睡眠を取ったり、暴飲暴食を控えるなどして体に負荷をかけないことを心がける。
環境が原因で気分がすぐれないと思うなら環境を整えたり、変えたりする。
職場なら気分を害する人間とは距離を取る、もしくは転職するなどを考慮する。
人間関係が原因で心を病んでしまうと気分をコントロールするのはかなり難しくなってしまう。
不安や悩みが原因で気分がすぐれないと思うなら本を読んで先人の知恵を借りたり、信頼できる人間に相談したりする。
そうやって上手く気分をコントロールしてプラス思考を維持できれば、やる気がでて有意義な人生を送れるような気がする。
じゃなかった……せっかくのいちどしかない人生なんだから貪欲に幸福を求めて、やる気に満ちあふれた人生にしていかなければならない。
なので、気分を良くして前向きに生きることが、人生の価値を最大限まで引き上げてくれると思う。