未来の存在と予言

未来を表している時間

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未来って何なんだろう……。

👀「えっ?どうしたの急に、未来って今よりも後に来る時間のことだよ」

今よりも後に来る時間?。
👀「そう、でも未だに来ないから未来っていうんだよ、来た瞬間に今になっちゃうから」

いや、そういうんじゃなくて……予言者が予言する未来のことなんだけど。
👀「予言者が予言する未来?」

予言者が本当に未来を知ることができるとしたら、未来っていうのはもう既に存在していて、予言者が何かしらの能力によってその未来の出来事を見ているってことになっちゃう。
👀「う~ん、そんな感じなのかな……よく分かんないけど」

仮に、未来というものが確実に存在していて、予言者はその能力により未来が見れる、それなのに予言が外れることがあるってのはどういうことなんだろう。
👀「未来ってのは何かしらの影響を受けて変わっていくって聞いたことがあるから、予言者が見た未来がどこかで変わっちゃったんじゃない」

いや、その変わった後の未来を先に見てくれって感じなんだけど、どうなんだろう。
👀「さあ……もしかして未来なんて存在していないんじゃない」


未来に行けないタイムマシン

タイムマシンは未来には行けないっていう考え方を聞いたことがある。
👀「それじゃタイムマシンの意味ないんじゃない」

現在から見たら過去は存在してきた、というのは認識できるけど、未来っていうのはまだ認識されてないから存在していないことになる、だから存在していない未来には行けないらしい。
👀「だとすると一度でも過去に行ってしまったら二度と現在には帰ってこれないんだね」

タイムマシンが開発されても、ちゃんとマニュアルを読まないととんでもないことになる。
👀「そうだね」

この考えだと未来は存在しないことになるから、予言者が未来を見る能力があっても見れないことになる。
👀「ということは自動的に予言というものも存在しなくなるんだね」


時間は未来からやってくる

今度は未来に行けないタイムマシンの話とは逆で、未来は確実に存在していて、未来にある時間が現在に向かって流れてくるっていう考え方もあるみたい。
👀「だとすると予言者が何かしらの能力により未来を見てくることは可能なんだね」

そう、未来が既に決まっているっていうことは、この世界の誕生から終焉までが一本の映画みたいになっていてそれを上映しているような感じで、今見ている場面が現在ということになる……そして、予言者は何かしらの方法で後から起きる物語の展開を知ってしまった。
👀「予言者は単にネタバレしているだけなのね」

こういうふうな考え方もあるという程度にしておこう……この話に深入りすると仮想現実がどうのとか、ループする宇宙とかってとこまでいっちゃって訳が分からなくなっちゃうから。
👀「そうだね」


良い出来事が起こる予言

そういえば良い事が起きるとかっていう予言って聞いたことがないね。
👀「そういう予言も世の中にはあるかもしれないけど……たぶん、公表されないと思う」

えっ、何で?。
👀「だって悪い出来事が起きるとかっていう予言はみんなを不安にさせるけど、良い出来事が起こるとかっていう予言はみんなに期待を持たせちゃうから」

う~ん、確かに良いことが起こるとか言われると期待しちゃうかも。
👀「悪い出来事の予言だったらハズレて良かったとかってなるけど、良い出来事の予言がハズレたら予言者にクレームが殺到しちゃうかもしれない」

だから良い出来事の予言なんかはあまり出まわらないんだね。
👀「たぶん……」


虚構と無知

時間というのは人間が創り出した虚構だと思うし、もし本当に時間というものがこの世に存在していたら、今この瞬間というものが連続しているだけのこと、だから時間っていうのは一本道だと思う。
👀「なんか寂しいけど、過去や未来とかってものは人間の脳の中にしか存在しないってことなんだね」

本当に予言者が未来の出来事を見れるとしたら、世の中がひっくり返るような事柄なんだけど、当たったとか外れたとか言っている時点で、なんか……ねえ。
👀「なんか……だね」

でも、予言者の能力は本物であってほしいとは思ってるんだ……そして現在以外の時間を見れるなら未来じゃなく過去を見てきてほしいんだ。

👀「えっ、どうして」

遥か過去の世界を見てきてもらって、地球に誕生した生命が本当はどんなふうに出現したのかとか、起源論や起源説じゃなくて事実が知りたい。

👀「生命の起源のことだね」

地球に最初に誕生した生命は本当に自然発生したのか、それとも何者かに創られたものなのか、創られたものならその創造主はどうやってこの世界に存在できるようになったのかとか……未来の事も知りたいけど過去の事はもっと知りたい。
👀「そうだね、人類はいろんなことを知っているつもりでいるけど、本当は何にも知らないに等しいのかもしれない」


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投稿:2023.5.15 月曜日

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