寝坊助が早起きできるようになって感じたメリット

寝坊助の女性が寝ている姿




夜に寝床につくときにはいつも「朝なんて来なければいい」と思っていた。

特に日曜日の夜や連休最後の日の夜などは……。

仕事の日はギリギリまで寝て、休日は午後に起きるのが当たり前……最悪、夕方まで寝ていたこともある。

そんな人間が今は早起きしている、いったい何があったんだろう……自分のことなんだけどね……。

結論から言うと、早く寝る習慣をつけたことで早起きできるようになった……ただそれだけである。

しかし、長年染みついた習慣を変えることは容易ではなかった。

朝の忙しさに追われていた時期、忘れ物が多かったことを思い出す。

ハッキリ言うと寝坊助にはデメリットしかなかった。

車の鍵を忘れたり、お弁当を忘れて外で昼食をとったり、財布を忘れて通勤途中に必ず飲んでいた缶コーヒーも買えないこともあった。

その他にも何かしらの物を忘れたエピソードは数知れず、前の日にちゃんと準備しとけばいいと思うかもしれないが準備していても忘れるときは忘れるのが寝坊助である。

さらに休日になると、寝ていたいという誘惑に負けて目が覚めてもまた寝てしまう。

雨の日はさらに深い眠りにつく、あの二度寝の気持ちよさは最高だった。

こんなにも朝が苦手な原因はひとつ、夜更かししていただけである。

だらだらと見ているのか見ていないのか分からないテレビ、続きが気になってなかなかやめられないゲーム、読み始まると止まらない読書(漫画)……。

夕飯を食べてから就寝までの自由時間はたくさんの誘惑が襲ってくる。

就寝時間をちょっとぐらい過ぎてもいいだろう、となった時点で睡眠不足が確定してしまう。

だが、今は早く寝るようにしている。

たまに寝床に入ってからスマホを取り出しググり始めたり、ユーチューブを見始まって止まらなくなったりするが、朝に起きる時間は変わらない。

やる気になって人生を有意義なものにするためには、まずは朝からだと思ったので眠いなんて言っていられない。

それに、とてもじゃないが寝坊助と有意義な人生に互換性はないと感じた、というのもある。

そして、早起きできるようになり、数々のメリットを感じながら良かったと思ったこともたくさんではないがあるにはある。


朝日が綺麗

朝日を見ると、世の中ってこんなにも美しかったのかと思うときもある。

さらに、朝日を見て太陽光を浴びると、セロトニンとかっていう神経伝達物質が脳から分泌されて、やる気を引き出してくれると聞いたことがある。

実際には太陽光を浴びた程度では思ったようなやる気なんて湧いてこない。

やっぱりやる気を出すためにはイメージにより気分を向上させるしかない、太陽光はその手助けにはなると思う、詳しくはやる気を出すためにめんどくさいがなくなるイメージ法を参照。


一日が長く感じられる

夜に早寝をするので、睡眠時間は寝坊助の時とあまり変わらない、なのに朝早くから活動すると一日が長く感じるので儲かった気分になる。

朝は時間に追われず、余裕を持って準備できるので忘れ物が極端に減った。

これだけでもかなりのメリットを感じられる。

勉強したりするのも朝がいいと聞いたことがあるので休日などは読書(漫画)を楽しんだりしている。

早起きできるようになるためにしたことといえば、じゃなくてしなくなったことといえばテレビを見なくなったのとゲームをしなくなったこと。

たったこれだけで早寝ができるようになる。

見たいテレビ番組とハマっているゲームがあるとかなり難しいけど……。


人生を変えるための第一歩にする

睡眠は健康維持やストレスの緩和のために大切なもの、人生の三分の一は寝る時間なのだから、早起きするために睡眠時間を削るのではなく早寝をするしかないのである。

自分は一生寝坊助だと思っていたが、やる気になれば生活のリズムを変えることができると分かった、これは自信にもつながった。

朝が苦手で困っている人は、早寝早起きを意識して生活改善を考えてみるのもいいかもしれない。

もしかしたら人生を良い方向に変える第一歩になるかもしれない。





イラスト:にゃーこみーこ

投稿:2021.5.10 火曜日

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