投稿

1月, 2026の投稿を表示しています

人の考え方は環境で簡単に変わってしまう

環境とは、地球環境のことだけを指すのではない。 自分の周りにあるすべての状況、その集合体のことである。 例えば、お金に困っている人は、「世の中はお金が全てだ」と感じやすい。 一方で、生活に困らない程度の蓄えがある人は、「世の中はお金が全てじゃない」と思っていることが多い。 では、世の中はお金が全てではないと思っているのなら、なぜ全財産を放棄して、お金に困っている人と同じ状態になろうとしないのだろうか。 ……その答えは、意外と簡単だと思う。 それは、その人が置かれている環境が、そう思わせているからである。 お金がある環境にいれば、「お金がすべてじゃない」と言える。 しかし、もし何かの拍子で、ある日突然、無一文になったとしたらどうだろう。 その考えは方は、きっと簡単にひっくり返る。 そしてまた、「お金が全てだ」と思うようになるだろう。 環境を変えずに考え方だけ変えるのは難しい よく「考え方を変えれば人生が変わる」と言われる。 しかし、それは半分しか正しくない。 なぜなら、考え方は環境から生まれるものだからだ。 お金がある環境にいながら、「お金がなくても大丈夫な考え方」を持ち続けることはできる。 だが、それはあくまで”仮の考え”でしかない。 実際に無一文になった瞬間、その考えは現実に耐え切れず、あっさり崩れる。 つまり、人は環境を変えずに、考え方だけを本気で変えることはできない。 先に変わるのは、いつも環境だと思う。 考え方は、その後から「仕方なく」ついてくる。 だから、誰かの考え方を見て正しいとか、甘いとか、間違っているとか、簡単に判断することはできない。 その人が、どんな環境に置かれているのかを知らない限り。 その考えは本当に自分で選んだものだろうか 人はよく、「自分はこう考えている」と言う。 まるでその考えを自分の意志で選び取ってきたかのように。 しかし、本当にそうだろうか。 もし、生まれた場所も、育った家庭も、持っているお金も、人間関係も、すべて違っていたとしたら。 それでも、同じ考え方をしていただろうか。 おそらく答えは、違うと思う。 自分の考えだと思っているものの多くは、実は、環境の中で「そう考えるしかなかった結果」にすぎない。 それでも人は、その考えを「自分らしさ」だと信じる。 なぜなら、そう思わな...