ネズミ捕りに引っ掛かった話

レーダーによる探知機でスピード違反を取り締まる警察官




はぁ……ネズミ捕りに引っかかっちゃって、なんか、やる気がなくなっちゃった……。
👀「えっ、ネズミ捕りってあのネバネバしてベタベタするやつ?、それともバチンッて挟まって痛いやつ?」

そんなんじゃないよ、自動車のスピード違反を取り締まるほうの、あの道路脇でコソッとやってるネズミ捕りだよ。
👀「あっ、そっちのネズミ捕りね……なるほど、それは精神的にくるやつだ」

やっとゴールドになった免許証も、今度の更新でブルーに逆戻り、罰金も痛いし、何より「ちゃんとしてたはずなのに」っていうショックが大きくて、まるで踏んだり蹴ったり。
👀「でもさ、法定速度を守っていれば大丈夫だったんでしょ?、ちょっと自業自得って気もしなくはないけど」

それは分かってる、でもさ、なんで日曜日の朝の、しかも見通しの悪い登り坂で取り締まりなんてやってるの?、あんなところ、少し勢いをつけようとアクセル踏んだら、すぐ速度超過になっちゃうじゃん、あ~あ、別の道を通ればよかったよ。
👀「うん、でもその”たられば”を言い出したらキリがないよ、後悔先に立たずって言うよね」

そうなんだけどさ……あの警官の姿が、今も頭から離れないんだよ、鬼の首でも取ったかのように警棒をブンブン振って、まるで見せしめみたいに出てきてさ……。
👀「いやいや、走ってる車に気づいてもらうために、警棒を振ってたんじゃないの?、てか、それより反省してる?……」

反省はしてる、つもり……でも納得がいかないのは、法定速度でちゃんと走ってるのに、後ろの車にピッタリくっつかれて煽られたり、無理やり追い越されたりしてるのに、そっちは完全スルーで、こっちだけが引っかかるっていう、なんか理不尽だよね。
👀「それ、確かによくあるパターンだけど、言い訳になっちゃうよね……残念だけど現実ってそんなもん」

まあ、でも、そうだね、いつまでも悔やんでばかりはいられない、人生、引っかかることもあるけど、それを教訓にできるかがどうかが大事なんだと思う。
👀「えっ、急に前向きになって、どうしたの?」

だからこそ、もう一度自分を見直して、次こそは絶対に交通規則を守って、あんな卑劣なネズミ捕りには引っ掛からないようにするって決めた。
👀「卑劣って……でも、なんで『捕まった』じゃなくて『引っ掛かった』なの?」

だって、ああいうのって、まるで人間に対して罠を仕掛けてるみたいじゃない?、 「どこで取り締まっているか分からないようにすることで、常に安全運転させよう」という目的らしいけど……人が人に罠を仕掛けるなんて、どう考えてもおかしいでしょ? 、だからこれは『引っ掛かった』なの、罠にね。
👀「なるほど……かなり悔しかったんだね」
うん。この悔しさは忘れない、だからこそ、今度こそ初心に戻って、二度とトラップにかからないよう、自分から安全運転を心がけていくと誓うよ。
👀「……つまり、交通規則をちゃんと守れってことだね」


ポイントまとめ

・ネズミ捕りは不意打ちだが、事前の意識で避けられる。

・「理不尽さ」に怒っても、自分の行動を見直すことが第一歩。

・罰金や免許の色以上に、「気持ちの切り替え」が一番大事。

・交通違反は「不注意」と「油断」から起きる。再発防止こそ成長。





イラスト:ROBO 66号

投稿:2023.2.5 日曜日

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