無限とか永遠ってのはいったい何なの?

無限や永遠のことを視覚的に表現しているメビウスの輪




無限とか永遠のことって考えれば考えるほど、なんだか訳が分からなくなってきた。
👀「それで正解、考えるだけ無駄ってことかもね」

でも、無限の宇宙とか永遠の命とかってなんか、ロマンを感じるんだけど。
👀「はあっ?、まあ~……感じるだけだったら自由だし、想像力って大事だよ」

いちどでいいから宇宙の果てに行ってみたいな~。
👀「さっき無限だって言ってなかったっけ?」

死ぬのが怖いから永遠の命が欲しい、あっそうだドラゴンボールでも探しに行こうかな。
👀「ひとつも見つけられない未来が見えるけど」


寿命がある人間に無限は理解できない?

人間には寿命がある。

だから、「終わりがない」とか「果てがない」っていう感覚を、本当の意味で理解するのはむずかしい、ていうか無理。

たとえば、宇宙。

今の科学では、観測できる宇宙の大きさは約930億光年の球体だと考えられている。

光年って、たしか光が1年かけて進む距離。

光は秒速30万キロで進むから、1秒で地球を約7周半できる。

そんな光でも930億年かかるような広さって……想像の限界を超えてる。

でも、「観測できる範囲」が930億光年ってだけで、その外側があるかもしれない。

もし外側が何もない空間だったとしても、「何もない」が無限に続いてるってどういうこと?……考えても考えても答えが出ない。

でも、こうやって想像してみること自体が、宇宙と向き合う小さな一歩なのかもしれない。
👀「それでも、限界はあるけどね」


永遠の命って、ほんとうに欲しいもの?

やっぱり、死ぬのって怖いから、永遠の命があったらいいなってみんな思っていると思う。

永遠の命があれば、時間を気にせずなんでも挑戦できるし、知識も経験もどんどん増やせる。

そしたら、未来の世界で王様みたいにふるまえるかも……って妄想がふくらんじゃう。

でも、ふと思う。

「それ、本当に楽しいのかな?」

もし、永遠が“当たり前”になったら、今の感動やありがたみはどこにいくんだろう?……。

それに、人間関係も時間とともに変わるし、もし自分ひとりだけが生き残ったら、孤独もまた永遠になる。

楽しいことだけが永遠に続くわけじゃない。

だから、「永遠の命」って、思ってるよりずっと重たいテーマなのかも。
👀「それ、だいぶ大事な気づきだと思うよ」


無限と永遠、似てるけどちがうもの

なんとなく思ったこと。

無限=数字の限界を超えるもの

永遠=時間の限界を超えるもの

という感じかな。

どっちも、人間の感覚ではとても理解しきれない。

でも、「わからないから考えない」じゃなくて、「わからないなりに考えてみる」ことに価値がある気がする。
👀「考える過程が大事ってことね」


もしかしたら未来、技術が進んでシンギュラリティ(技術的特異点)が来れば、AIが無限や永遠を理解するかもしれない。

👀「そんな未来が来るかもしれないし、来ないかもしれないし、う~ん、微妙だね」

でも、AIがそれを理解しても、それを人間に説明できるかどうかはまた別の話なんだけどね……。
👀「それじゃあ、AIの説明を人間が理解できなかったら、結局一緒なんじゃないの」

そう、だからこそ今は「不思議だな~」って思いながら、身近な“時間のありがたみ”とか“人生の限り”を大切にするのが、いちばん人間らしい生き方なのかも。
👀「そうだね、無限や永遠なんて、結局は理解しきれないもの」

でも、わからないことを考える時間こそが、自分の世界をちょっとだけ広げてくれる。
👀「ふ~ん、で、そろそろ寝る?」

うん、もう考え疲れた、無限も永遠もまた今度。
👀「おやすみ~」





イラスト:「イラストAC」kanou

投稿:2021.1.20 月曜日

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