愚痴ばかり言う人間が惨めに見えてきた
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愚痴を言っている人間が惨めに見える瞬間とは、そのものズバリ、愚痴を言っているときである。
なぜそんなふうに見えるようになったかというと、愚痴を言っている人間の心境がなんとなく分かってきたからである。
そもそも愚痴が発生しているときってのは愚痴の原因となる人間がいないときであり、なおかつ愚痴を聞いてくれる人間が近くにいるときに発生している。
たまに独り言で愚痴を言っている人間もいるけど……。
これだけで当人に直接文句を言えない、陰でしか悪口を言えない程度の人間、自らでは問題を解決する能力がない人間、だということが分かる。
なんて可哀相なんだろう、なんて愚かなんだろう、なんて惨めなんだろう……。
チョット言い過ぎたかな……。
これだけでも惨めなのに、さらにどうしようもなく惨めな心境が愚痴ばかり言う人間には備わっている。
コンプレックスによるもの
これは誰でも陥ってしまう可能性がある他人との比較が原因だと思う。
愚痴の内容をよく聞いていると、自らが持っていないもの、をただ単に妬んでいることに気づく。
例えば同じ部署内に同期で出世した人間がいた場合「仕事もロクにできないくせに給料ばかり高くもらって」などがある。
こういう人間にはなりたくない……。
マウントによるもの
会社そのものから職場の上司、同僚から部下、さらにはお客の愚痴までこぼす人間がいる。
それらは対象に対して本当に不満があるわけではなく、愚痴を聞いてくれている人間に対して自分はそれらを批判できるくらい偉い存在だ、だから自分の言うことは聞いておけ、とアピールしているのである。
要はマウントを取って職場での主導権を握ろうとしている。
とんでもない奴だ。
そんなことで優位に立とうとする、優位に立てると思っている惨めな人間である。
そういう人間とは距離を置かなければならない。
自分も他人に愚痴をこぼしていた時期があったので、そのときに愚痴を聞いてもらっていた人間から自分も惨めな人間だと思われていたかもしれない、と分かってからは極力、他人の愚痴を言わないように意識している。
投稿 2023.2.15 水曜日